作者 般 若子(はん・わかこ)
音楽家、小説家、詩人。1980年、北海道石狩市厚田区(旧厚田村)生まれ。治静大学法学部卒業。(本人曰く)エロ雑誌編集者を経て、作家、クリエーターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。音楽活動においてはヒップホップカルチャーと邦楽(日本の伝統邦楽)とのミックスカルチャーを軸にした「新」都都逸、「新」演説歌(演歌の起源)の先駆者の一人である(※本人は「私しか、興味ないみたい」と拗ねている、と書いてくれと言われた)。アルバム『神妙に寝食、慎重に浸蝕』(2005年)にてCDデビュー。その後『雌』(2007年)、アルバム『ムカシ』(2009年)、『節まわし』(2010年)などをリリース。2011年の東日本大震災を機に、「地域、自然、血の歴史」への探究を深め、独自の視点から論文を勝手に発表。小説、詩の創作にも着手。著書に小説『あえぎ歴』(第101回清川平助賞受賞)、『股に沈む』(第86回文快社賞受賞)、『胎内から隊内』『行かないで』、エッセイ集『【あ】で始まる』(第15回桜壇社エッセイ賞受賞)、『創造的血脈』(第45回ロマ文芸新人賞受賞)、など多数。近年は、文章と映像によるコンセプチュアル・アート(概念芸術)作品も制作。本作「女は血を見る」は2025年の作品の一部抜粋。
【作者より】:
タイナイ。体内。胎内。胎内は「妊娠中の母親の子宮内」と「仏像の内部」を指す意味があるんですって。あとね、新潟県に胎内市に「胎内川」という清流が流れていてね。「胎内」という名称は、アイヌ語の「清い水の流れ」に由来するそうよ。こういう必然を感じる意味の流れが世界中にあるのよ、絶対。そして、同じように月経の痛みもあるの。
※全て妄想、架空です。
※胎内市、胎内川は実在します。由来も実際に㏋などに明記されています。